第25回長野マラソン<備忘録>

<長野マラソン雑記>

第25回長野マラソンに参加しました。事前にホテルは予約できていたのだがそれはラッキーにも、長野市若里の”ホテル若里”前日の受付会場であるビッグハットに近く、また予約している当日の駐車場である長野大橋東の駐車場にも近くとても利便性の良いものだった。

今回は当日の駐車場が受付時ではなく事前にモシコムで予約できたので前日受付終了までの時間につけば良いので、昨年までのように2往復しなくて済んだ。というのも、留守番をしている猫を置いていかなくてはいけないのであるが。丸1日(約24時間)分の餌と水の準備とトイレを完全にきれいにした状態で、なるべく遅い時間に自宅を出発したいというもの。

昨年までは、前日受付時に駐車場の予約をする必要があり、希望の駐車場を確保するためには早い時間に前日受付で駐車場を確保しておきたい。そこで、まず前日受付始まる時間に一度長野に行き事前受付を済ませ、その後一度自宅に戻り猫の留守居の準備をして、もう一度長野入りするということをしていた。案の定、RUNNETのレポを見ると駐車場の予約ができなくて有料駐車場を使う人やそれさえもできなくて路駐(違法駐車か?)をしているのを見かけたなどとの書き込みがあり、駐車場自体は足りていなく昨年までは前日受付で希望の駐車場をゲットできない可能性があったってこと。

今回のホテルは、ホテル若里。丹波島橋の北側の麓に位置していて、前述の通りビッグハットにも当日の駐車場にも近い。前日受付を済ませてホテルにチェックインしたのが大体午後6時、空気はひんやりとしていて冷たく、風も強かった。本番の時に風が強くなければいいなと考えていた。

夕食はコンビニのお弁当。カーボンローディングの意味を込めてベーコンアスパラスパゲッティ。それに、チョコドーナッツに”さちあん”のお饅頭。飲み物はポカリ。

ホテルはバスつきの部屋であったが、共同の大浴場があったので、迷わず大浴場を選択し部屋のバスタブは使わなかった。特筆するような大きな浴場ではなく洗い場が4箇所くらいに小さいサウナ部屋、それに浴槽があり、ちょっと大きなお風呂って感じでした。それでも部屋の小さい浴槽と違い、ゆっくり手足が伸ばせたのでリラックスできた。

就寝までは、部屋に備え付けのTVを見ながら過ごす。長野の民放は4局。TV東京系が無いチャンネル構成であるが、自分が長野に住んでいた時より1局増えているようにおもう。(テレビ朝日系列;長野朝日放送が増えたのかな?)

当日の朝は6時くらいに駐車場に着けばいいかなと考えていたので、5時ちょっと前に起床。下はショートタイツに短パン、ふくらはぎ用のサポーター。上はドライシャツにTシャツそれとアームカバー、それとランニング用の帽子といつものレーススタイル。秋と春などの真冬でない限りは大体この格好で決まり。防寒用のGパンとジャケットをその上から着込む。

朝ホテルで用足し、駐車場で用足しでこれで十分かと思ったが、出走前にも用足し。体が準備をわかっているのか、とにかくレース前に出したくなる。おかげで、レース中にトイレに寄りたくなることはなく、トイレの心配で集中を切らすことはなくよかった。

レース中、基本的にキロ5分30分のペースを目安に。スタートグリッドはG。号砲からスタートラインまで4分20秒くらいのロスタイム。善光寺参道のあたりで、一度4時間のペースランナーを追い越す。その後に靴紐が解けてしまったので結び直した際に抜かれてしまうも、またすぐに抜き返す。このペースランナーとその周りの集団にはこの先のレース中抜かれることはなかった。また、3時間45分のペースランナーもいたはずであるが、一度も追いつくことはできなかった。やはりその差は大きいのかな?

ハーフの通過時間はうろ覚えだけれども1時間53分くらい。サブ4にはちょうど良いペース、後半の失速を考えると3時間50分を切るのはちょっと難しいペース。

それでも、フルマラソン。途中で足が攣ったり、最近の心配事である母指球痛を考えペースはなるべく維持するように心がける。

ランニングウォッチの記録を見ると前半12kmくらいまでは5分20秒以内をキープ。26kmくらいまで5分30秒、38kmまで5分40秒くらいにペースが落ちていった。実際走っている最中は25km過ぎたくらいから極端ではないが確実にペースが落ちているなと感じていた。

エネルギー補給は、出走前にエナジーゼリー、15kmと30kmで携帯ゼリーを摂り、そのほかは、エイドの給水でスポドリ、バナナなどの給食を摂取すればいいかなと考えていた。25kmでアミノバイタルが出ることは知っていたのでそれも考慮しての計画です。

あと、桜井甘精堂の栗饅頭も楽しみの一つだったが、15kmのとこら辺で出ると勘違いしていてレース中ずっと探していたのだが実際には19kmのところだった。まんじゅうが裸の状態で、トレイにいっぱい置かれていて3個くらい取ろうかなという衝動に駆られたが、一個をもらい一口で頬張る。思った以上に口の中の水分が持っていかれ、嚥下にちょっと苦しんだ。他には、バナナとスポーツ羊羹をいただきました。

30kmを過ぎ、堤防道路に出ると岩野橋までは追い風、毛虫が何匹も道路を横断していた。潰されてしまった毛虫ちゃんもいて、、、チーン。

岩野橋を渡り今度は北上する。風は向かい風になるが、それほど強くはない。どちらかというと、ペースが落ちてきているランナーを追い抜くのに走路を塞がれる形にちょくちょくなってしまったのがあり、それが元で走りづらかった。自分と同ペースで走っている人と並走するのは得策でなく、ついていくような形にすれば良いと思い、少しの間そのように走ったけれどそれも走りづらい。同じようなペースではあるが若干合わないのがその原因。

ここにきてもかなりの人数が同時に走っており、参加人数の多さを感じてしまう。また、制限時間が5時間とされており、自分のペース;サブ4くらいのランナーが人数的には多いのかなとも思った。

残りの3km、ラストスパート。5分20秒台に戻し、最後の最後は5分ジャストのペースでフィニッシュ。グロスタイムは確認していなかったけど、自分の時計で3時間51分。コロナ明けの大会ではベストのタイム。自己最高は50分台なので、それとほぼ同タイムで完走できました。曲がりなりにも最後の3km、ペースを上げつつゴールできたのが今回の成果だったとかと思う。

ゴール後、猫ひろしとハイタッチ。ちなみに、レース中に”もう中学生”の応援を目撃できた。

レース後は、荷物を受け取り芝生の上で着替え。風が強く肌寒かった。もらったおにぎりを、これまたもらったスポドリで流し込み帰りのシャトルバスへ、